投稿日：2014.10.09

海外には、日本人だとありえないレベルのブラックユーモアが効いたCMがオンエアーされています。日本ではカッコいいCMを流すことが多いマクドナルドも例外ではありません。今回は、マクドナルドがドイツで展開したCMを紹介します。

このCM、ほかのハンバーガー会社より自社のポテトの方が美味しいことをアピールしている比較広告というジャンルの広告なのですが、日本だと即訴えられそうな比較をしています。

それでは、ストーリーを追いながらCMをご紹介しています。

公園でマクドナルドのポテトを食べている男の子。この男の子はマクドナルドのポテトが大好きでポテトを食べるのをいつも楽しみにしています。

するとそこに、いじめっ子たちがやってきます。彼らは男の子が食べているポテトや、ハンバーガーを奪ってどこかに行ってしまいます。

残ったのは空の器と紙袋。それを見て呆然とする男の子。切ないですね…。

また別の日。男の子が公園で大好きなポテトを食べていると…

どこからともなくいじめっ子が集まって…アッという間にポテトやハンバーガーがなくなりました。残ったのは手に持っていたポテト1つだけ…。男の子の顔がなんとも言えない切なさです…。

またまた別の日。いつもの公園でカバンを置いてポテトを食べようとする男の子。

きっと今回も奪われちゃうんだろうなと思っていると…男の子がカバンを置こうとしている間に、いじめっ子が自転車で紙袋を奪っていきます。

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これには、さすがに肩を落とす男の子。もう、見てるこっちが辛くなってきますよね。

と、ここまでは、男の子の切ない話なのですが、ここからが比較広告です。改めてマクドナルドのCMだということを頭に入れて続きをご覧ください。

さらに別の日。いつも切ない顔をしている男の子が、笑顔を浮かべながらポテトを食べています！いじめっ子たちも男の子がポテトを食べているのになぜか男の子を素通り。なぜ、男の子はポテトを奪われていないのでしょうか？

理由が分かりましたか？

そうです。

男の子が、バーガーキングの袋を使ってカモフラージュすることで、いじめっ子たちは、「バーガーキングのポテトならいらないや」と素通りして行くわけです。

バーガーキングよりもマクドナルドのポテトのほうが美味しいということを伝えるこのブラックユーモアに富んだCM。