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注文住宅を建設予定の者です。 換気にお詳しい方教えてくださいませ。 第3種を予定しており※第1種は予算の理由などで諦めました。ルフロ400を入れる予定です。 ルフロ400はもちろん自然吸気すると思うのですが、口コミを拝見すると冬場は部屋によってはとても寒くなると聞きました。 質問なのですが、 ルフロ400を導入せずに通常の第3種ダクトレス換気をした場合も自然吸気だと思うのですが、どちらのほうが家の中は寒くなるのでしょうか?※排気と吸気の兼ね合い、伝えずらいです。すみません。 補足 一般的な第3種とルフロ400導入の第3種、メリットデメリット教えて下さい。そしてルフロ400にした場合必要以上に冬場吸気口から冷気が入って来てしまうのでしょうか?
回答
>ルフロ400を導入せずに通常の第3種ダクトレス換気をした場合も自然吸気だと思うのですが、どちらのほうが家の中は寒くなるのでしょうか?
理屈から考えれば同じです。
この文では寒い季節を懸念されていると思いますが、熱損失は冷たい外気を取り入れること。
一般の換気扇でも今回のような中央式のパイプファンでも、吸気部分は外気を取り入れますよね。
入口から経路、室内への吹き出し、同じです。
厳密に言えばダクトを天井裏で引き回すため、外気よりも天井裏のほうがわずかに温かいと思うので、直接外気を取り込む壁付けの換気扇よりは有利かと思う。
(記憶が定かで無いが外気を取り入れるスパイラルダクトは保温はしなかったと思う…天井裏は暖房をしないので外気との気温差を考えないため結露が起こらない前提)
熱損失を減らいたいなら熱交換器かと。
商品名だとダイキンのロスナイなど。
壁付けの換気扇でもロスナイはありますから。
もちろんダクトファンでもラインナップしています。
ロスナイの欠点は高いことと、熱交換器=車のラジエターと同じものを通すため静圧の損失が大きいこと。
>補足
一般的な第3種とルフロ400導入の第3種、メリットデメリット教えて下さい。そしてルフロ400にした場合必要以上に冬場吸気口から冷気が入って来てしまうのでしょうか?※24時間排気を機械で行う為。
ダクトメインでのデメリットは
①各居室でダクトを引き回すのは費用がかかる。
②スパイラルまたはフレキシブルダクト内部の清掃はほぼ不可能。
③ファン本体を天井裏で吊るためメンテナンスが大変(エアフィルターの清掃はオーナー)。
④複数のダクトがあるとき負圧のバランスをどう取るのか。
>口コミを拝見すると冬場は部屋によってはとても寒くなると聞きました
あくまで想像で、吸気をする部屋としない部屋と、バランスが狂っているのでは?
たくさん吸気(ファンからしたら排気)をすると壁から外部の冷たい空気を多めに吸い込んでしまうゆえ。
まさかダンパーなんて付けないので壁の吸気口を絞って調整するくらいかと。
このあたりは引き渡しのときに空気の流量を全室で測定してバランスを取ってもらうしかない。
吸気側にチャンバーを設けるとこうなる。
⑤メーカーのサイドを見るとエアチャンバーを設ける、とあるが、ならばかなりの場所を取るのでは?
⑥天井裏のフトコロが必要、梁は貫通できないため施工に要注意、特にエルボ部分を小さく曲げると計算上の静圧抵抗を上回ってしまいかねない。
ダクトの引回しはなるだけ直線で。
メリット。
①規模の大きな建物では排気の換気扇のみで全室の換気を賄うのは難しい。
一般的な規模の住宅、例えば延床面積が150㎡とかならトイレの換気扇を24時間運転をして、各部屋はドアの下に隙間を設けて空気を誘引して排出するケースが多いです。
根拠法令は建築基準法のシックハウス対策で、換気0,5回/時間を要求している。
つまり2時間で居室全室の空気が入れ替わる、と。
回数を満たしさえすれば手段は選びません。
普通の規模の住宅はそれで十分なんです。
例外としてマンションのように浴室やトイレが外壁に面していないときに換気扇を付けられないのでパイプファンで排気するくらい。
実際のところ、24時間運転しないで夜間などは止めているのが実情と思う。
法律の施行から18年ほど、有害なクロルピリホスなどのVOCを含む建材なんて出回っていませんし。
(スイッチOFFを薦めるつもりはありません)