投稿日:
先日、世界的にも有名なメキシコの観光地ユカタン半島の海岸で、何も知らずに海へ泳ぎに入った観光客の男性が、付近に生息してた体長約3.5メートルの大 きなワニに追いかけられてしまうという、あわやの出来事が起きた。その一部始終を撮影した目撃者の動画が話題を呼んでいる。
メ キシコ紙ユカタン・タイムスや米紙ニューヨーク・デイリーニュースなどによると、この動画は8月13日付でYouTubeに投稿された 「Cocodrilo persigue a turista en Boca Paila – Por Manuel Carrera」(https://www.youtube.com/watch?v=-JFKv-qwPFk)。撮影された場所は、ユカタン半島東部に あるボカ・パイラという街の海岸で、橋の上から目撃していたスペイン人男性がFacebookでこの動画を紹介して、注目されたそうだ。
40秒の動画には、後ろから追って来る大きなワニから逃げようと、男性が必死に岸へ向かって泳いでいく様子が映っている。
幸いワニの動きがそれほど機敏で はないため、男性との距離もなかなか縮まらなかった上、
橋から見ていた別の目撃者がワニの近くに物を投げ込んだため、
ワニは途中で物に驚いて向きを変え、 追われていた男性も事なきを得たそうだ。
この動画を紹介したスペイン人男性の説明では、
男性を追ったワニは「腕が未熟な漁師に魚を捕らせ ない専門家」として、地元でも有名な存在だったとのこと。
また、訪れる観光客から他の食べ物なども得ていたようで、
ワニは生きるのに困らないこの場所付近 で主に生息し、
海に入った男性はその事実を「知らずに」海に入って、自ら危険を招いてしまったという。
スペイン人男性は、ワニは「充分お腹を満たしていたから」今回は男性が助かったとも指摘していて、
今後最悪の事態が起きる前に、このワニには餌を与えないよう地元も観光客も注意して「追い払った方が良いかもしれない」とFacebookにつづっている。