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オウム真理教元幹部の上祐氏設立『ひかりの輪』が国に損害賠償請求
「サリン正当化・麻原死刑囚に帰依」は歪曲 上祐氏設立のひかりの輪が国に3円損害賠償請求公安審査委員会による団体規制法に基づく観察処分(期間・3年)更新手続きをめぐり公安調査庁が提出した調査書に名誉毀損(きそん)があったなどとして、オウム真理教元幹部の上祐史浩氏が設立した「ひかりの輪」は7日、国に国家賠償などを求める訴えを東京地裁に起こした。
同委員会は平成24年1月、オウムから改称したアレフとひかりの輪への観察処分期間更新を決定した。
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訴状では、ひかりの輪構成員が(1)サリン事件を正当化した(2)いまだに元教祖の麻原彰晃死刑囚(59)=本名・松本智津夫=に帰依している-などとした同庁提出の調査書を「
構成員の証言を歪曲(わいきょく)している」と反論。また、公安調査官が「麻原死刑囚と同一視される仏画が、ひかりの輪の祭壇に掲示されていた」と語った今年10月のテレビ番組での発言も「事実は全く存しない」としている。
金銭目的の賠償ではないとして、請求額は3円とした。上祐氏は同日の会見で「ひかりの輪構成員に金品を与えて証言させるなど、調査書には問題点が多い」と批判した。公安調査庁は「訴状を読んだ上で、適切に対応する所存です」とコメントした。