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住宅ローン控除(初年度)に関してですが、過去の質問に対する回答では、「保険料控除は会社の年末調整で行い、住宅ローン控除は自分で確定申告」のような内容が多く見受けられるのですが、
もしそうすると仮定して、
住宅ローン控除に関してだけを自分で確定申告する場合、
https://advisors-freee.jp/article/category/cat-big-01/cat-small-01/340/
この確定申告書Aには生命保険料控除、地震保険料控除などの項目もありますが、これらは書かなくてもいいのでしょうか?
(「保険関係は会社経由で申告していますので…」のような説明で、この部分の記載は空欄にして省略できますか?)
というのは年末調整で会社に保険関係の証書を原本で出す場合、後で自分で住宅ローン控除の確定申告をするにしても、その保険関係の証書類が手元に残っていないので、自分で正確に記載はできないかと思いますが、そうするとこれは事前に各保険会社に証書の発行を2部お願いするか、あるいは年末調整で会社に提出してしまう前にあらかじめコピーを取っておくという作業が必要ですよね?そうしないと、自身で控除申請する際、確定申告書に生命保険やら地震保険やらの数字が書けなくなり困ると思うのですがいかがでしょう…?
また源泉徴収票も住宅ローン控除に必要な書類の一つかと思いますが、これも通常は原本一部しかもらえないため、事前に二通の発行をお願いするというのはできるのでしょうか?住宅ローンの控除申請に源泉徴収票の原本を出してしまうと、もし何か他の用途で源泉徴収票を求められた場合、困りますよね?
下記にまとめます…
(質問)
①会社からまず保険控除の手続きを行った場合で、のちに自身で住宅ローン控除の申告をする際、確定申告書Aに生命保険料控除、地震保険料控除などの数字は書かずに省略できるか?
②上記①が省略できない場合、会社から手続きをしたのにもかかわらず、なぜまたあらためて生命保険料控除、地震保険料控除などの数字記載をしないといけないのか?(その考えられる理由は?) 記載を省略できない場合、各保険会社に年末調整用と自身での確定申告用に控除証明書を2部ずつ頼むのは可能なものか?無理な場合は、自身で確定申告する際、保険絡みの控除証明書をコピーして出すということで差し支えないか?それとも自身による申告は、生命保険や地震保険の項目にきちんと数字を載額を書けば、その証明の添付書類までは必要ないのか?
③源泉徴収票は事前に頼めば2通の原本発行が可能なのものか?
回答
申告書Aを 全部自分で記載するならば、 源泉徴収票の内容を 書き写すイメージで 支払金額を 給与収入に 給与所得控除後の額を 給与所得に 生命保険料控除 の額 を 生命保険料控除に 社会保険料控除 の額 を 社会保険料控除に 扶養、配偶者 ・・・ は それぞれの額を記載し 所得控除の額の合計額と 申告書の控除額の合計が一致する ようにします で、源泉徴収票に記載されていることは、 あらためて 保険料の控除証明書は不要です 保険料控除証明書の内容が 源泉徴収票に記載されているので 証拠書類は源泉徴収票だけでOKになったのです。 ってことですね。 あと 確定申告書作成コーナー https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top#bsctrl こちらから作成するさいには、 源泉徴収票の内容を入力すると 細かい入力は不要で 所得控除の額の合計額を入力すればOKになります。 その場合は、こまかい控除の金額入力は必要ないです。 あと。源泉徴収票は添付不要になっていますので 添付は不要です 2通だしてくれるかは、会社次第。 1通は法で交付が義務ですけど・・・