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「肋木」は、実は「スウェーデン体操」の補助器具として考案されたものなのです。
スウェーデン体操は、「肋木」にぶら下がった状態で静止したり、ぶら下がった状態から両足を折り曲げたりとする全身運動で、
筋力アップや体力の向上を図ることができます。
スウェーデン体操の考案者はスウェーデンのペール・ヘンリック・リングさん。
スウェーデン体操は1902年に日本に伝わりました。それから学校体育でも行われるようになり、学校の体育館には「肋木」が設置されました。
しかし戦後になり、スウェーデン体操は学校で行われなくなっていきました。
今では指導者も少ない状態で、学校の体育館には「肋木」だけが取り残されたというわけです。
学校にある「肋木」のちょっと切ない物語・・・。