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回答
自己申請するのであれば、当然申請書や図面の記名は申請人自身なので、そこでご友人の名前は出てきません。
表示に関する登記に限らず、権利部の登記でも同様に司法書士の資格など無くても、水面下では堂々と申請しているのが実態です。
図面書いて貰うのは良いけど、お金を払ってはいけません。登記の対価として、お金を払う義務も無ければ、相手側は請求するだけの権利もありません。何故ならその仕事をしても資格がない以上、正当な利益として対価を得ることが法律上認められないため不法原因給付となるからです。
また、調査の有無ではなく、資格がない時点で報酬の見返りとして、図面を書いて本人が申請したように出しても、厳密な意味ではダメ。
せめてお酒一本か、野菜など渡して、ありがとうで終わりにすべきでしょう。
ちなみに滅多なことが無い限りは、土地家屋調査士法違反で逮捕、起訴はされません。
『参考』
(非調査士等の取締り)
第六十八条 調査士会に入会している調査士又は調査士法人でない者(協会を除く。)は、第三条第一項第一号から第五号までに掲げる事務(同項第二号及び第三号に掲げる事務にあつては、同項第一号に掲げる調査又は測量を必要とする申請手続に関するものに限る。)又はこれらの事務に関する同項第六号に掲げる事務を行うことを業とすることができない。…
第七十三条 第六十八条第一項の規定に違反した者は、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。