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先日、中古住宅の契約を行いました。
売主と買主で不動産が異なるパターンでした。
契約前に売主側の不動産から契約内容の説明を聞きました。その際は土地、建屋の細かな取り決めでした。
説明が終わると、「署名と押印をお願いします」となりました。「たくさんあるのでどんどんお願いします」と言われました。言われるがままに署名と押印をしました。
その際に、買主側の諸経費に署名と押印をしました。諸経費に関して、不動産申込の際に納得していない旨は伝えてました。
流れで署名、押印をしてしまったのですが、再度交渉することは可能なのでしょうか?
回答
売主側と買主側で異なる仲介業者が入っている取引という前提で回答してみます。
諸経費に署名と捺印とありますが、おそらくは、媒介契約書への署名・捺印の事ではないでしょうか?
中古戸建の取引では、
①印紙代
②登記費用
③公租公課等清算金
④火災保険料
⑤仲介手数料
⑥ローン手数料
⑦修繕(リフォーム費用)
これらの費用が必要になります。
このなかで仲介業者が署名・捺印を求めることがあるとすると、⑤の仲介手数料(媒介契約により発生)しかありません。
その他の費用は、
●法や契約内容で決められているもの(①・③)
●資格者じゃないと請けられないもの(②)
●詳細な内容説明を伴うもの(④・⑥・⑦)
ですから、質問者がうっかり署名・捺印する、またはうっかりにより損するものではないと思います。
媒介契約を締結して売買取引がまとまると、仲介業者に対する仲介手数料の支払い義務が発生します。違法な内容でない限り、その義務の履行はすべきだと思います。